木谷(吉岡)千種/画 1920~40年代頃/制作 『少女像』
330,000円
絹本・彩色/29.5x21.2cm/銀紙台貼り/額装 状態良
木谷千種(1895-1947)は大阪出身の女流画家、若干12歳で渡米して2年間洋画を学び、帰国後は池田蕉園(1886-1917)や菊池契月(1879-1955)などの大家に学んだ、当時女性の画家の地位は低く島成園他の女流作家とともに『女四人の会』を結成して女性芸術家の地位向上を闘った、のちには50人を超える女性芸術家を育て、大正昭和初期の大阪モダニスム芸術を代表する人物、当作品は彼女が最も得意とする美人画のうち、うら若い少女を描いた初々しい作品、筆致も柔らかで彼女の優しさが伺える小品。
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